「もうすぐ返済日だけど、お金がない!他のカードでキャッシングしなくちゃ…」
こんな経験していませんか?借りたお金を他から借りたお金で返す状態が「自転車操業」といわれるものです。
この状態に陥った方は、借金問題の解決のために動きましょう。
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2022.02.03 更新
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一般的な暮らしの中では、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、「自転車操業」という言葉は、多くの人が1度は聞いたことがあるでしょう。自転車操業という言葉が利用されている理由や具体的な意味については、知らないという人も多いです。
まず、自転車操業という言葉を理解するためには、自転車の動きをイメージする必要があります。自転車というのは、足でこぎ続けなければ、倒れてしまいます。自転車を利用して、前に進み続けるためには、常に体を動かす必要があります。カードローン会社から計画性のない借り入れをしてしまった場合、毎月返済請求があります。毎月、決められた金額を返済するためには、まとまったお金を準備しなければいけません。そのようなお金を準備することができない場合、他のカードローン会社から借金の返済のためにお金を借ります。借金したお金で、借金を返済するという、その構造こそが、自転車の動きそのものだということで、自転車操業と言われているのです。
多重債務者が返済期日を守るためには、他の金融機関で借金をしてしまう場合もあるでしょう。借金をすれば、また返済することを要求され、また他の金融機関で借金をしてしまいます。自転車操業の名前の通り、終わりのない借金が繰り返されていくのです。これが自転車操業の借金の返済サイクルです。
沢山のカードローン会社から借り入れを行い、返済することができない状態だと、多重債務状態である可能性が高いです。多重債務者とは、クレジットカード会社や消費者金融などから計画性のない借り入れを行っている状態になっている人を表します。
自転車操業になってしまう理由というのは、何なのでしょうか?まず考えられることとして、あなたが利用している金融機関の金利が高い可能性があります。
本来であれば、返済が終了していたにも関わらず、不必要な返済を繰り返していたという問題が、世の中で発生しています。法律によって定められた金利で運営されている消費者金融から、お金を借りた場合でも、借金というのは大きくなるものです。それを埋め合わせるために、様々な金融機関から借り入れを行ったとしても、金利によって借金は大きくなるばかりで、問題を解消することができないのです。借金を解消するための借金では、いつまでたっても解消できないのは当然のことです。
多重債務者になってしまうと、利用している金融機関によっては、毎日督促が来るかもしれません。
新たに借り入れ先を作成してしまうのであれば、視野を広げて、法律の専門家に相談する勇気をもってほしいと思います。借金が大きくなってしまって、どうにもならないことに気がついているのであれば、その気持ちに対して正直になってください。借金を周囲に知られることがないように、カードローンで借り入れを行ったとしても、どんどん借金が膨らんでしまうばかりで、保証人がいるのであれば、相手に大きな迷惑をかけてしまう可能性があります。
そもそも、カードローン会社と契約した際に、保証人がいるというのであれば、早い段階で相談しておく必要があります。あなたが返済できないとなると、保証人が支払う必要があるからです。このような状態になると、あなただけの問題ではありませんので、どうすれば迷惑がかからないかということを考えて行動しなければいけません。
自転車操業というのは、何年でも継続できるものではありません。なぜ継続できなくなるのかというと、金融機関の制度として遅延損害金というものがあるからです。遅延損害金と書いて、「ちえんそんがいきん」と読みます。金融機関というのは、金融サービスを提供している以上、決められた期日までに返済がなければ、損害が発生してしまうことになります。
金融機関で発生してしまった損害金に対して、損害請求をする際に、請求するお金を遅延損害金と言います。遅延損害金は、法律上支払わないといけないお金と定められています。また、一定の利率が存在して請求が行われますので、遅延利息とも言われています。ここで利息と記載すると、一般的な利息と同じものなのではと勘違いされる方がいるかもしれません。
ここで記載した利息は、支払い期日を守らない場合に、支払うべき利息ですので、本来の利息をイメージしているのであれば区別して考える必要があります。
カードローン会社から借り入れを行い、支払い期日を守ることなく、返済について放置し続けていると、借り入れ先のカードローン会社から一括請求されてしまう可能性があります。
カードローン会社も決められた返済期日までに、支払いを行う人は、分割での支払いを認めています。この状態になると、カードローン会社としては、早めに全額回収して損害を最小限に抑えたいと考えています。
計画性のない借り入れ金額を1回ですべて支払ってしまうというのは、非常に厳しいかもしれませんが、1度滞納しただけでは、このような状況にならないことが多いです。一般的な話となってしまいますが、2回から3回滞納すると借金の一括請求を実施されてしまう可能性がありますので、滞納には気をつけてください。
借り入れ先のカードローン会社から借金について一括請求され、それでも無視を行っていると、裁判なってしまう可能性があります。借金に関する請求通知書を見れば、「もし入金することができなければ、裁判を強制執行します」と、記載されていないでしょうか?
この記載があったからといって、必ず裁判になるというわけではありませんが、支払いを行わないということは、裁判になる場合もあります。
実際に裁判になってしまうと、訴状と口頭弁論への呼び出し状が届くことになります。呼び出し状というのは、どのような意味合いをもっているのかというと、「口頭弁論が開かれますので、指定された期日に出頭してください。」という意味があります。裁判所からの連絡ということで、法律について全く分からない方は、この通知を無視してしまう可能性があります。
当然ながら、裁判に出席しないということですので、債権者の意見がすべて認められることになります。つまり、裁判所からの通知を無視したということは、自分がすべて悪かったことを認めるということになります。裁判所に出頭した債権者は、自分の主張をすべて述べたあと、全面的に内容が承諾されることになり、遅延損害金の支払いや借金の一括返済を実行するように要求する可能性があります。
任意整理とは、裁判所を介入させることなく、債権者と交渉することです。債務整理の中でも手続きが簡単で、最も実施しやすい借金の整理方法でしょう。簡単に説明すれば、債権者との間に弁護士や司法書士が介入することになりますので、借金を全額支払うことができるように、見直してもらうことができます。任意整理では、利息制限法による引き直し計算も実施しますので、3年~5年あれば完済をすることができるでしょう。
任意整理では、クレジットカード会社や銀行カードローン会社や消費者金融会社など、種類が問われることはありません。法律をしっかり守りながら運営されている金融機関であれば、どこでも任意整理の対象となります。
債務整理方法として、任意整理を実施すれば、督促というのが止まります。督促のせいで、まともな生活ができていないという人もいるでしょう。債務整理を実施した人には、督促を直接行ってはいけないという法律がありますので、督促が止まるということです。
任意整理を実施すると手続き中の3ヶ月から6ヶ月ぐらいの間は、返済をする必要がなくなります。この期間は、計画性のない借り入れを行う人が再建を行うための大切な時間となっています。今まで収入や支出を見直すことがなかったからこそ、計画性のない借り入れを行ってしまったのでしょう。
そして生活には、数字の管理というものも大切です。毎月2万円のお金を、借金を返済するためにカードローン会社へ渡したとすると、年間で24万円の支払いが可能です。必ず1ヶ月に2万円は貯金するということを、自分なりに決定しておくことで、返済期日を延ばすことなく、効率良く返済を進めていくことができます。
任意整理は、弁護士や司法書士に仕事を依頼することも一つの手段です。
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2017.11.24 公開