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借金50万円を返済する方法を知りたい!返済できない場合の対処法も紹介

2022.02.03 更新

気が付いたら借金が50万以上に膨らんでいたけど、返済する方法はある?
借金50万円ならまだ借りてもいつか返済できるかな…

膨らんでしまった50万円の借金も、今から適切な対処をすれば完済は十分可能でしょう。

しかし、まだ大丈夫だと思い込み、何も行動しないのは危険かもしれません。気が付いたころには、借金が膨らみ返済が滞り、ブラックリスト状態や財産の差押えになってしまう可能性もあります。

早めに対処することで、借金問題が解決できる場合もあります。先延ばしせず、適切な対処をすることも検討してください。

そこでこの記事では

  • 50万円以上の借金への具体的な対処法

についてお伝えします。

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借金を「返せる人」と「返せない人」の違い

まずは、借金を返せる人と返せない人の違いについてご紹介します。

元本と利息を正しく把握する

借金を返済できる人には、以下のような傾向があります。

  • 安定した収入がある
  • 返済の意志が強い
  • 元本と利息を正しく把握している

借金を返済できることの第一条件として、「安定した収入」が挙げられます。生活にどうしても必要なお金はカットしにくいので、収入が安定していないと借金の返済額を調整する必要に迫られるケースもあるでしょう。

また、「いつまでにどうやって返す」という計画性も必要な条件です。元本と利息を正しく把握していれば、返済計画が立てやすくなります。

リボ払いの残高が50万円に!……減らないのはなぜ?

借金が50万円以上になる大きな原因の一つに、「リボ払い」があります。

借金を毎月一定の金額で返済するクレジットカードのリボ払い機能では、月々の返済額を少額に設定できます。しかしそれこそが「落とし穴」。毎月欠かさず返済していても一向に借金が減らない状態になりやすいのです。

リボ払いの金利手数料は最大15%

リボ払いの借金が減らない最大の理由は、金利手数料(利息)の高さです。リボ払いの金利手数料の上限は15%。これは消費者金融と同水準の金利です。

「残高スライド方式」は金利手数料が高くなりがち

リボ払いには、「定額方式」と「残高スライド方式」があります。

残高スライド方式では借り入れ額に応じて毎月返済する最低金額(元金)が決められ、それを下限とする一定額を毎月払えばよいので、返済額を最低金額近くまで抑えれば毎月の返済負担は少なくて済みます。

しかしそれだと借金残高が減るペースは遅くなり、完済までの日数は増えます。毎月の借金残高に応じた金利手数料が加算される形となり、毎月の返済額に占める金利手数料の割合も高くなりがちです。借金残高がなかなか減らないのはそのためです。

リボ払いは借金が増えたことに気づきにくい

リボ払いの怖いところは、「借金が増えていることに気づきにくい」という点です。リボ払いを重ねれば、当然その分返済期間は伸びて借金も増えます。ところが、毎月の返済額はあまり変わらないので、借金が増えたことを実感しにくいのです。

その結果、「いつまで経っても借金残高が減らないな」と気づいたときには、返済が難しい金額まで増えている――ということが珍しくないのです。

このような状況を打開するには、現在の借金がいくらあるかを正確に把握し、できるだけ早く借金残高を減らすことが極めて重要です。

返済の第一歩は、借金の正確な把握

リボ払いなどが原因で50万円を超える借金がある方でも、現在の借金を正しく把握できれば完済への道は見えてきます。

まずは自分の借金状況を見直そう

借金完済への第一歩は、自分の借金状況を見直すことです。そのためには、まず借り入れ先や現在の借金総額を知る必要があります。ここでは、その手順についてご説明します。

(1)借り入れ先の確認を行う

借入先がわかる場合は、そこのATMやWeb会員ページなどで借入残高を照会できます。また、借入先に直接電話して聞くのも一つの方法です。

逆に借り入れ先がわからない場合は、個人信用情報機関(以下・信用情報機関)に開示請求を行いましょう。信用情報機関は、借金、ローン、クレジットカード履歴などの個人信用情報を管理する機関です。ほぼすべての金融業者が、下記のいずれかに加盟しています。

信用情報機関名 主な加盟金融業者
株式会社CIC 信販会社/クレジットカード会社
株式会社日本信用情報機構(JICC) 消費者金融/クレジットカード会社
全国銀行個人信用情報センター(KSC) 全国の銀行

開示請求によって借り入れ先がわかったら、借金額を照会しましょう。

(2)借金の総額を算出する

続いて、借金の総額を算出します。その上で、家計の収支の見直しを行いながら今後の返済方法を考えていきます。

借金返済のカギは利息を把握すること

今後の返済方法を考える上で極めて重要なのが、借金利息の把握です。これが借金返済の大きなカギとなります。借金の利息は、以下の計算式で算出できます。

元金×金利÷365(日)×借入期間(借りた日数)=利息

たとえば、リボ払いの上限金利15%で50万円の借金した場合、1ヶ月あたりの利息は以下のようになります

50万円×0.15÷365×30=6,164円

毎月2万円の返済だと30%、1万円ずつならなんと約62%が利息です。もちろん、借金残高の減少とともに金利手数料も減りますが、これではなかなか借金残高(元金)が減りません。

元金を早く減らすためには、「繰り上げ返済」や「返済額の増額」などで元金の返済ペースを早める必要があります。

50万円の借金を返せそうにない……解決方法は?

それでも自力で50万円の借金を返せそうにない場合の解決策として、3つの方法をご紹介します。

おまとめローンを活用する

「おまとめローン」は、複数の業者から借りている借金を一つの業者にまとめ、その業者に返済する方法です。銀行または銀行系の消費者金融がこのサービスを取り扱っています。

複数の貸金業者から借金をしているのであれば、借金を一本化すれば、毎月の返済額を減らせます。また、返済日も月に1回だけになるので、資金繰りや返済忘れの心配も軽減します。

しかし、おまとめローンを利用したからといって、借金そのものが減るわけではありません

それどころか、一本化をする前よりも返済期間が長くなることで、支払う利息が多くなる場合があるので注意しましょう。

弁護士などの専門家に相談する

上記のような方法で借金を返済できない場合は、借金に関する法律に精通した弁護士や司法書士に相談するのも一つの方法です。

専門家に力を借りるメリットは、借金問題に精通しており、「債務整理」という方法について知ることもできます

債務整理は借金の減額や免除ができる法律的な手続きのこと。債務整理には4種類あり、いずれも借金を大幅に減らせます。以下では、債務整理の種類についてごく簡単にまとめました。

(1)任意整理
裁判所を通さず、弁護士や司法書士が借り入れ先と直接交渉を行い、将来の利息をカットできる可能性のある方法です。
(2)個人再生
裁判所での手続きです。持ち家を残しながら借金を減額できる可能性がありますが、住所や氏名が「官報」(国が発行する機関紙)に掲載されます。
(3)自己破産
裁判所での手続きです。一定額以上の高額な財産は失いますが、借金は全額免除される可能性があります。個人再生と同じく「官報」に情報が掲載されます。

50万円以上の借金を抱えて返済に困っている場合は、まず弁護士や司法書士に相談してみるとよいでしょう。さまざまな解決策を知ることができたり、債務整理の手続きにも応じてくれます。

みんなはどうやって50万円の借金を返済してる?口コミを紹介

ここからは「50万円以上の借金を抱えた人がどのように返済したのか?」当サイトに寄せられた経験者の声をご紹介します。

いままさに返済に悩んでいる方へ、少しでも解決の糸口を見つける手助けができれば幸いです。

ギャンブルにはまってしまい借金が増えた

借金総額:40万円→10万円
月々の返済額:2万円

  1. ギャンブルを理由に消費者金融から借金をしてしまいました…。フリーターとして働いていましたが、収入が安定しておらず、稼げるときも全く稼げないときもありました。
  2. 督促を一刻も早く解決したかったので弁護士さんに相談し、過払い金請求をしました。
  3. その結果、自分には30万円の過払い金があることが分かりました。そこから、弁護士費用の10万円を引いても借金返済を十分にできる額になったので、手続きを進めました。

家のローンをかえせなくなってしまいカードローンに頼るようになりました

借金総額:50万円
月々の返済額:6.5万円

  1. 50代半ばでリストラに合ってしまい、家のローンが返済できなくなってしまいました。タクシー運転手に再就職しましたが、家のローンを返済していくにはカードローンに頼るしかありませんでした。
  2. 銀行のカードローンの返済が遅れるようになってしまい、借金を借金で返す自転車操業になってしまいました。
  3. 知り合いに別の銀行の住宅ローン用のカードローンを進められ、それを使ってローンの一本化をしました。その結果、返済ができるようになったので有難いです。借金を借金で返しても何の解決にもならないことが良く分かりました。

まとめ

多くはリボ払いなど少額の借金を積み重ねた結果、借金残高が増えます。完済するには借金の総額や利息を正しく把握し、元金を減らすことが非常に大切です。

それでも借金が返済できない場合は、弁護士などの専門家に相談してみましょう。それによって、問題解決の糸口が見えてくるでしょう。

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2018.10.09 公開

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