過払い金請求で信用情報が登録されてしまうのか
2021.08.14 更新
借金減額診断とは?
3つの質問に答えて無料でいくら減額できるか診断できるツールです。
- 匿名での回答可能
- 3問を選択するだけ
- 年間21万件以上問合せ・相談実績がある弁護士事務所が運営
過払い金返還請求をするとブラックリストに登録されるの?
今日は、過払い金返還請求をするとブラックリストに載ってしまうのかや、信用情報がどうなるのかについて教えてください!
わかりました。たしかに、過払い金返還請求を考えている方は、過払い金返還請求=即ブラックリストと考えていらっしゃるかもしれません。
実際には過払い金返還請求とブラックリストは少し違うんですよね?
違います。過払い金返還請求権は正当な権利ですから本来ブラックリストに載る行為ではありません。
なるほど。じゃあ過払い金返還請求をしてもブラックリストには載らないのですね。
そうですね。ただ、ブラックリストとは少し違いますが、グループ会社との取引に支障がでる可能性もあります。
それは、過払い金返還請求先の関連会社には借金できないってことですか?
そうですね。たとえば過払い金返還請求先のB社は、Aグループに所属しているとして、現在Aグループに所属しているC社のクレジットカードを使って光熱費などを引き落とししているとしましょう。
一見B社とC社は会社が違うので、関係ないように思いますよね。
でも、情報というのはグループ間で共有していることが多いので、B社に過払い金返還請求をすれば、C社にもその情報が伝わる可能性があります。
そうなるとC社との取引にも影響があるのですか?
そういうこともあるかもしれません。それぞれまったく関係のないグループの会社同士であればこのような問題は起こりにくいといわれています。
ということは、普段利用しているクレジットカード会社に過払い金返還請求をすると同じグループ会社のクレジットカードも利用停止になる可能性があるということになりますね。
過払い金返還請求で気をつけるべき要素とは?
信用情報に傷を付けないためにはどのようなことに気をつければいいんですか?
細かく列挙していけばたくさんありますが、ここでは2つに絞って説明しますね。まずは、「過払い金返還請求先(関連会社含む)と継続して取引していないか」ということです。
それは、先ほどのグループ会社を把握しておくという問題ですね。
そうです。企業と企業は常に情報交換をしていて、個人では知りえない企業同士のつながりもあるので、一般の方が自分で全部把握するのは難しいでしょう。
なるほど。見た目ではグループ会社となっていなくても、信用情報について共有している可能性もあるんですね。
はい。そして2つ目は「取引の事故を起こさない」と言うことにも気をつけましょう。取引の事故というのは借金返済の延滞・滞納などのことです。このような場合はブラックリストに載ってしまうことがあります。
過払い金返還請求で信用情報がブラックリストに載らないためには?
今回過払い金返還請求と信用情報の問題、新たに借り入れができなくなる場合について見てきましたが、いかがでしたか?
そうですね…どれも正確に把握するには専門的な知識が必要で素人には難しいことばかりですね。
だから「信用情報に傷を付けずに過払い金返還請求をしたい」と考えている方には、法律の専門家の弁護士や司法書士など、専門家に依頼することも一つの手段です。
借金減額診断とは?
3つの質問に答えて無料でいくら減額できるか診断できるツールです。
- 匿名での回答可能
- 3問を選択するだけ
- 年間21万件以上問合せ・相談実績がある弁護士事務所が運営
2017.11.23 公開