- 借入先業者名
-
- 借入額
- 120万円
- 借入期間
- 5年3ヶ月
- 毎月の返済額
- 4万円
奨学金を借りて大学に進学し、バイトをして生活費を稼ぎながら勉学に励む生活でしたが、次第に周囲の友人に影響されるようになりました。
居酒屋での飲み会や合コンなど、田舎で暮らしていた頃には考えられない楽しみが都会にはあります。その都会の魅力にすっかりはまってしまい、お金が無いにも関わらず、誘われては飲み会に繰り出すという日々を続けるように。
当然バイトの日数も減らし収入が下がった状態で遊ぶわけですから、お金が足りる訳がありません。その足りない資金を調達するために、気軽に借りる事の出来る消費者金融から借金を始めたのがきっかけです。
最初は数万円ほどの借り入れでしたが、気づいた時には100万円近くまで借り入れをしていました
経済的に余裕のない状態の中で借金をしながら遊んだため、返済する体力のないまま借金だけが増えるという状態でした。しかし遊びの楽しさを覚えてしまい、友人からも付き合いが悪いと思われたくないという気持ちから、誘いを断る事ができず、誘われるたびに借金を繰り返す日々。
もはやバイトの収入で生活をしながら返済を出来る範囲を超えてしまい、返済の為にさらに借金を重ねるようになり、借金だけが日々膨らむという状態を続ける結果となりました。
バイトのシフトを増やしましたがそれだけでは間に合う訳もなく、生活費や遊興費を稼ぐためにバイト漬けの日々となり、肝心の勉強が殆どできない状態で単位も危うかったです。
任意整理で借金問題が解決し、晴れて結婚できる環境が整いました
大学時代に作った借金のおかげで、卒業後働きながら返済をつづけていたのですが、なかなか元本が減らず完済の見通しが立たない状態に不安を感じていました。
そんな矢先結婚したいと思える女性と出会ったのですが、借金がある状態ではとてもプロボーズはできません。この時になってやっと専門家に相談し、借金問題と向き合う事になりました。
任意整理で月々の返済が4万円から2万円へと減り、完済できる見通しが立った時は心からほっとした事を今でも覚えています。少し時間がかかってしまいましたが、付き合っていた女性にもその後プロポーズし、その後結婚しました。
借金に追われないという当たり前の日常を取り戻せた喜び
親にほぼ知られる事なく借金問題が解決でき良かったです。
自分の両親や当時付き合っていた彼女(現在の妻)には絶対に心配をかけたくなかったので、そうした人たちにもほぼ知られる事無く問題を解決でき、弁護士の先生には本当に感謝しています。
借金をしている当時は深く考えずにお金を安易に借りていましたが、そうした甘い考え方が借金問題を引き起こし、自分や周囲の人に大きな影響を及ぼすという事を経験し、深く反省しました。
人から悪く思われたくないという自分の弱さも認識出来たので、今では飲み会に行く回数も自分で自制し、断る勇気を持つ事ができた事は大きな進歩です。