「リボ払いの残高を早く減らしたい」
「気づいたら支払いの登録がリボ払いになっていたので、まとめて返済したい」
そんな時、支払残額の一括返済を検討されてはいかがでしょうか。
手数料の負担を早く減らすためには、一括返済が有効です。
そこで、この記事では
- リボ払いの一括返済が有効な理由
- 一括返済の方法や注意点
- 一括返済ができないときの対処法
などについてご説明します。
リボ払いをするときには知っておいた方がいい返済方法なので、ぜひおさえておきましょう。
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2021.08.14 更新
「リボ払いの残高を早く減らしたい」
「気づいたら支払いの登録がリボ払いになっていたので、まとめて返済したい」
そんな時、支払残額の一括返済を検討されてはいかがでしょうか。
手数料の負担を早く減らすためには、一括返済が有効です。
そこで、この記事では
などについてご説明します。
リボ払いをするときには知っておいた方がいい返済方法なので、ぜひおさえておきましょう。
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目次
なぜ一括返済が、リボ払いの手数料負担額をおさえるために有効なのでしょうか。
一括返済の概要と有効性を詳しくご説明します。
リボ払いの一括返済とは、残りの利用残高をすべて返済することです。
何よりのメリットとしては、手数料を支払わなくてよいことでしょう。リボ払いはカードローンの利息と同じで、月々の返済額に手数料が上乗せされます。
一括返済せずに支払い続けていれば、引き続き手数料を支払いますが、一括返済すればトータルの返済額を減らせます。
またその後の月々の支払で不安になる必要もなくなるのです。
一括返済をするとき、まずは手数料を含めた残高を確認する必要があります。
利用残高は、明細書・明細書Webサービスで確認できます。
ただし、リボ払いは手数料が日ごとに加算されます。
そのため、前月締め日時点での残高に加え、一括払いを行う月のリボ払い手数料は、支払い日までの日割り計算で上乗せされる場合がほとんどです。
手数料の計算式は
ですので、返済日までの日数で計算すると手数料の額がわかります。
仮に現在のリボ残高が20万円の人が、一括払いをしたとしましょう。
現在の残高・・・20万円
この時、前月の支払日から一括支払日まで10日とすると、
手数料=20万円×15%÷365日×10日=約822円
ですので、一括返済に必要な金額は
となります。
一括返済はまとまった額を返済するので、生活に支障が出ない範囲で返済するようにしましょう。
例えばボーナスなどの臨時収入で家計に余裕があるなど、今までの生活が問題なく継続できるかどうかを確認した上で行うようにしましょう。
また、まとまった収入が見込めないと、支払残高や手数料を減らす方法がないということはありません。
※一括返済以外で支払残高や手数料を減らす方法は、ページ下部で紹介します。お急ぎの方はコチラから。
リボ払いを一括払いにするときには、各カード会社の所定の手順に従って、一括返済の申し込みと支払いを行います。
一括返済の方法はカード会社によって異なりますが、大まかにはATM、Webサイトやコールセンターですので、ここで確認しておきましょう。
銀行やコンビニにあるATMにカードを挿入し、「返済」ボタンを押すと「残額=返済可能額」と表示され、ATMから返済すると手続は終了します。
ただし、ATMからの返済の場合は入金が1,000円または1万円単位と制限されていますので、端数の額の清算に注意が必要です。
端数は通常の引き落とし日に引き落とされるのが通常で、端数にもリボ手数料と同率の手数料がかかります。
Webサイト又はコールセンターを使う場合は、申し込みの時に
を行います。
返済金額は、支払い残高に、返済日までのリボ払い手数料が加算されることを念頭に置いておきましょう。
また、返済金額は正確に把握する必要がありますから、メモをしておくとよいでしょう。
カード会社に一括払いの申し込みをするときには、締切日がいつなのかを事前に把握してお来ましょう。
締切日までに手続をすると、当月の残高をもとに手数料を加えた金額が一括払いの金額になります。
締切日を超えてしまった場合も一括払いができなくなるというわけではありません。
ただし、締切日前に手続きをした場合と比べると、次の支払日までの手数料が加算されます。
各カード会社によって申し込み方法が異なりますので、事前にご自身が利用しているカードの申し込み方法を確認しましょう。
まとまった金額がすぐには用意できず、一括返済が難しい人もいるかもしれません。
そのような場合でも手数料を減らし、返済期間を短縮するには、どうしたらよいのでしょうか。
月々の返済額を増やすことで残高を早く減らすことができるので、残高に応じて決まる手数料も減らすことができます。
50万円の利用で、月々2万円の支払いと5万円の支払いを比較してみます。
月々2万円を支払い
支払金額合計=60万3,248円
手数料合計=10万3,248円
支払回数=31回
月々5万円を支払い
支払金額合計=53万7,511円
手数料合計=3万7,511円
支払回数=11回
月々2万円の方が、合計手数料は6万5,737円多く、支払い期間は20回と2年弱多いです。
このように、月々の支払額を増額すると、手数料合計額を抑えられ、返済回数も減る結果、返済期間は短縮できるのです。
手数料を抑えて返済期間を短縮させることは、繰り上げ返済でも可能です。
例えば、上記の50万円の買い物をして月々2万円を支払う例で、
7回支払った後に20万円を繰り上げ返済し、その後は月々2万円ずつリボ払いにしたとします。
繰り上げ返済をした場合
支払金額=55万5,062 円
支払手数料=5万5,123円
返済回数は=18回
繰り上げ返済しなかった場合
支払金額=60万3,248円
手数料合計=10万3,248円
返済回数=31回
繰り上げ返済をすると手数料は、
103,248-55,123円=48,125円抑えられます。
返済回数も31回から18回となり、1年短縮できます。
カードローンの利率がリボ払いの手数料率より低い場合は、借り換えをすることも検討しましょう。
例えば同じカードローンでも、銀行系の年利は約13.8%、消費者金融系の年利は約18.0%と異なります。
借り換えの目的は、支払い残高と合計手数料を減らし、返済期間を短くすることです。
消費者金融系カードローンは目的には合いませんが、利率13.8%の銀行系カードローンはリボ払いの手数料率15.0%を下回るので、借り換えの目的に合っているといえます。
これはあくまで一例です。
会社によって条件が異なりますので、カードローンへの借り換えを考える際には利率に注意して検討しましょう。
一括払いや他の対処方法で残高や手数料の負担を抑えられるようになっても、
「またリボ払いで同じ失敗しないかな?」
と不安な方もいるかもしれません。
そこで、リボ払いで失敗しないために、今後は次に挙げる4点に気を付けましょう。
初期設定がリボ払いのカードは、リボ払いを利用しているという認識がうすれて繰り返して使う恐れが増すので「利用しない」というのも選択肢の一つとして考えられます。
リボ払いの利用を繰り返せば、残高や手数料が膨らむリスクも増します。
そうなれば、返済の見通しも立ちにくくなるので、初期設定がリボ払いのカードはおすすめできません。
自動リボとは、利用したショッピングの支払いを、登録以降すべての利用時にリボ払いにする支払い方法です。
リボ払いは計画的に使わないと、返済が長期化しかねません。
自動リボではなく、どうしても今購入する必要がある場合に限って、ご自身でリボ払いを指定して利用するようにしましょう。
買い物でクレジットカードを利用するときは、「一括払い」「分割2回払い」「ボーナス1回払い」から選ぶように心がけましょう。
これらの方法であれば手数料が無料だからです。
リボ払いが持つ問題とされているのが手数料です。
返済日にお金が用意できるなら、手数料が無料の支払い方法を選ぶと良いでしょう。
リボ払いの一括払いは、支払残高と手数料を減らし、返済期間を短くするために有効な手段です。
一括払いが難しい場合は、支払額の増額、繰り上げ返済、借り換えなどをうまく使うことでも対処できますので、ご自身の生活に影響がない方法を検討してください。
カード会社によって方法が異なることもあるので、わからないことは各会社に確認してみるといいでしょう。
リボ払いの利用は見通しを立てて行うことが大切です。
クレジットカードを使う買い物の際には、適用条件や支払い方法などをよく確認をして、計画的に使うようにしましょう。
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2019.11.10 公開